四柱推命で「自分のことを知りたい」と思ったとき、まず調べるべきなのが日干(にっかん)です。日干とは日柱の天干のことで、あなた自身の本質・エネルギー・生き方のスタイルを象徴します。
この記事では甲〜癸の10種類それぞれの特徴を、できるだけ具体的なイメージで解説します。「あ、これ自分だ」という感覚があればOKです。

日干は生年月日から計算します。手計算は複雑なので、四柱推命ツールを使うのが最も確実です。生年月日を入力するだけで日干を含む命式が自動で表示されます。
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甲は木の陽。真っ直ぐ上へ伸びる大木のイメージです。向上心が強く、リーダーシップがあり、人を引っ張る力を持ちます。一方で頑固さや融通の利かなさが出やすい面も。目標に向かってブレずに進める反面、回り道や妥協が苦手です。
乙は木の陰。風にそよぐ草花のイメージです。柔軟性があり、状況に合わせて形を変えられます。人間関係が得意で愛嬌もある。ただし流されやすい面もあり、自分の軸を保つことが課題になることも。

丙は火の陽。太陽のイメージです。明るく積極的で、その場の雰囲気を盛り上げる力があります。人を惹きつけるカリスマ性がありますが、目立ちたがり屋な面もあり、時に空回りすることも。
丁は火の陰。ろうそくの光のイメージです。温かく繊細で、特定の人や物事に深く集中できます。芸術的なセンスを持つ人も多い。ただし不安定になりやすく、感情の波が出やすい傾向があります。

戊は土の陽。大きな山のイメージです。どっしりと安定していて、人から頼られやすい。信頼感が厚く、長期的な目標に向けてコツコツ積み上げられます。変化や動くことへの抵抗感が出やすいのが課題です。
己は土の陰。畑の土のイメージです。細やかな気配りができ、人の感情を読むのが上手。縁の下の力持ちタイプです。自分を後回しにしすぎてしまうことが多く、境界線を持つことが大切です。

庚は金の陽。鋼鉄のイメージです。決断が速く、行動力があります。白黒はっきりさせたいタイプで、曖昧な状況が苦手。義理人情に厚い面もありますが、頑固で妥協しないところが摩擦を生むこともあります。
辛は金の陰。磨かれた宝石のイメージです。美意識が高く、品質にこだわります。繊細で傷つきやすい面がありますが、それが鋭い感性につながっています。完璧主義が自分を追い詰めることもあるので注意が必要です。

壬は水の陽。大河・大海のイメージです。スケールが大きく、柔軟な発想ができます。知的好奇心が旺盛で、多くのことを吸収できます。一方で気分の波が大きく、方向性が定まりにくいことも。
癸は水の陰。霧や露のイメージです。繊細で直感が鋭く、見えないものを感じ取る力があります。占いや精神世界との親和性が高い日干です。内向的で自分の世界を大切にする反面、孤立しやすい面もあります。
日干はその人の本質的なエネルギーを示しますが、命式全体(月柱・年柱・時柱)との組み合わせで表れ方が変わります。「日干だけでこの人はこういう人」と決めつけず、あくまで読みの起点として使ってください。
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日干はあくまで命式の一部です。月柱・年柱・時柱との組み合わせ、五行のバランス、通変星の配置によって同じ日干でも全く異なる個性が生まれます。日干は「本質の核」ですが、それがどう表れるかは命式全体で決まります。
日干の次は「月支(つきし)」を見るのがおすすめです。月支はその人が社会でどう動くか・仕事のスタイルを示します。日干+月支の組み合わせで、かなり具体的な個性が見えてきます。